社会で活かせる理論(ジョハリの窓)
目次
「ジョハリの窓」とは?
ジョハリの窓とは、自己分析をおこなう際に使用する心理モデルの一つです。自分と他人のズレを理解するツールとして活用できます。
自分の性格は、自分が一番知っていると思い込んでいる人も多いかと思います。ですが、実際には自分のことでも見えていない部分が存在します。
ジョハリの窓は、他者と自分の関係から自己分析、自己への気づきの促し、人間関係やコミュニケーションの円滑な進め方を模索するために作られました。
自分への理解、相手への理解を深めるためにも是非、活用してみてください。
ジョハリの窓の分類方法
ジョハリの窓は、4つに分類できます。
「開放の窓」:自分も他人も知っている自己
「盲点の窓」:自分は気付いていないが、他人は知っている自己
「秘密の窓」:自分は知っているが、他人は気付いていない自己
「未知の窓」:誰からもまだ知られていない自己
「盲点の窓」や「秘密の窓」に分類された自分と他人のズレを理解し、そのズレている原因を探したり、他人の認識を受け入れてあげます。
すると、自分にはまだ知らなかった、気付いていなかった一面があるかもしれないと思えるようになり、「開放の窓」の領域が拡大していきます。
ジョハリの窓から得られること
このように、ジョハリの窓を使うことによて他己分析(他人の意見を取り入れる自己分析)が出来るため、自分では気づけなかった新しい自己の発見に繋がります。
また、ジョハリの窓を知っている事で良い「気づき」になるのではないでしょうか?
▶︎自分自身と向き合うきっかけ
▶︎自分の心の解放度や自己開示、普段のコミュニケーションを把握できる
▶︎自己の成長に繋げられる など。
次回予告、「自己効力感」
次回は、自己効力感についてお伝えします。
上手くいかない現実にぶつかった時にこの「自己効力感」が重要となってきます。是非、お役立てください。
武井亮子