今回は、「既存のお客様をもっとファンにする方法」について学びました。それではまとめていきます!
■まずは、「いいブランドを作る」べき!
VE=value premium(バリュープレミアム)を考えてみましょう!
【例】
同じ商品を買う場合、どちらで買いますか?
A .Amazon B.楽天
どちらも同じサイズ、同じコーヒー豆。コーヒーの価格はいくらにしますか?
A .スターバックス500円 B.ドトール300円
同じ物でも買う場所・買う値段が違う、このエッジの差(優位)ってなんでしょうか?
これがバリュープレミアムなのです。いいサービスを作ろう、いい商品にしよう、これは皆さんが当たり前にしている事です。ですが「いいブランドにしよう!」としている方が少ないようです。いいブランドを作れば、無理をせずとも価格を上げ続けられるのです。「いい商品を作ろう」でなく、まずは「いいブランドを作るべき」なのです。
※勿論、商品も大切というのは前提にあります。
■ブランド戦略
ブランディング戦略とは、CS(カスタマー)に対して、自社の強みに対する共通認識をさせることです。
お客様に自社の強みを知ってもらう→ファンになる→価格競争・長期集客・高利益率に繋がります。
価格競争・長期集客・高利益率
ブランドは、中小企業にも必ず必要です。また中小企業の方が早く実施する事が可能です。
↓なので
大手のブランディングを逆手にとる事が可能です。
では、ブランドを確立するにはどうすれば良いのでしょうか?こちらのフレームワークを使用しましょう。
■ブランド構築には、「FES戦略」の理解が重要です。
FUNCTIONNAL(機能的価値)
EMOTIONAL(感情的価値)
SELF−EXPRESSIONAL(自己表現的価値)
□FUNCTIONNAL(機能的価値)
ユニークセリングポイントと特化が機能的価値を産み出します。
□EMOTIONAL(感情的価値)
全てのコンテンツは「ストーリーテリング」ストーリーが皆様の心に刺ります。商品を売るのではなく、ストーリーを伝えていきましょう。
ブランド−ハイリング..商品・サービスを売る時には、ブランドを見せなくていいのです。大切なのは「体験を売る」「ストーリーを売る」これが購買に繋がっていきます。
ブランドステートメント BRAND STATEMENT…キャッチコピーをつける事が大切です。
【例】
JUST DO IT…ナイキ
Im loving!!…マック
お値段以上…ニトリ
社会人の学校…MUP
ブランドのロゴだけでは認知も購買行動に繋げるにもまだまだ弱いです。キャッチコピーを作って認知を広めていきましょう。
□SELF−EXPRESSIONAL(自己表現的価値)
・インナーブランディング
・アウターブランディング
インナーブランディング (ガイドラインの設定を必ずしましょう)
・5 SENCES…匂い・カラー・音・触感
・COMMUNICATION…禁止語・接客方法・販売方法など
・CONCEPT…価格・ボリューム・質など
アウターブランディング(AIDMAの法則・5A)
【AIDMAの法則】
Attention・・・気付き
Interesting・・・興味を持つ
Desire・・・欲しいという欲望
Memory・・・その場で買わず、記憶に残る
Action・・・購入に繋がる
これは基本的なフレームワークですが、今の時代ではやっていけません。今回は「5A」を覚え、使用しましょう。
【5A】
Aware・・・知ってる(認知)
Appeal・・・好きかも(訴求)
Ask・・・調べよう(調査)
Act・・・よし、買おう(購入)
Advocate・・・教えよう(推奨)
「AIDMAの法則」と「5A 」の違いは、AIDMAは「購入」で終わってしまいますが、5Aは、「推奨」まで入っています。今の時代はここが大切になってきます。拡散する事でどんどんサイクルを回す事を考えていきましょう。
□SELF−EXPRESSIONAL(自己表現的価値)
・自分が参考にしている人と同じ自己表現価格
・大衆認識が希少価、高価だと思う優越感など
この2つの両立がないとブランディングが成り立ちません!
・良い商品を作る前に「いいブランドを作り」をしましょう。
・その為のフレームワークは「FMS戦略」
・5Aをしッかり把握しましょう。
・インナーブランディング・アウターブランディングの両立が必要です。